カードローンの増枠と新しくカードローンを申し込むのならどっちがおすすめ?

カードローンを契約する時、必ず「利用限度額」を設定しますよね。

利用限度額が高くなるほど金利も下がっていきますのでなるべくなら高めに設定したいものですが、消費者金融系カードローンなら大体50万円以上の限度額設定には収入証明書の提出と厳しい審査が必要になります。

そのため、初回契約時の限度額は50万円以下である場合がほとんどです。

しかし「50万円しか借り入れが出来ないのでは足りない」というケースも出て来ると思われます。本当は100万円ほど借り入れをしたいけれど、利用限度額が決められてしまっているので借りることが出来ません。

そんな時に選ぶ方法として「カードローンの増枠」と「新規カードローンの契約」があります。追加融資を受けたい場合、どちらが利用しやすいのでしょうか?

カードローンの増枠の仕組みと方法

カードローンの増枠というのは利用限度額の枠を広げる事で、例えば50万円だったのを100万円に設定しなおすということです。基本的にカードローンを利用してから6ヶ月から9ヶ月以上経ってから申請することが出来ます。

一見とても簡単そうに思えますが、増枠を考えるときはいくつか注意しなければいけない点があります。

参考【カードローン即日ガイド|即日融資可能なカードローン比較

アコムやプロミスなどの消費者金融系カードローンの場合、総量規制の関係上「年収の3/1までの借り入れ」しかできません。ですので、利用限度額を設定しなおす際に年収の3/1を超えた増枠を申請をしても当然ながら不可能です。

また年収3/1以下であったり総量規制対象外のカードローン会社への増枠申請ならすぐに通るのかというとそうでもありません。増枠申請をする際にはカードローン契約時と同じような審査が必要になります。収入証明書の提出もほぼ必須となりますので用意しておきましょう。

ここで重要になるのが、今までの返済状況です。増枠を申請しているカードローン会社の返済状況はもちろん、他社の返済状況も審査されますのでうっかりミスがないかどうかしっかり確認しておきましょう。

審査の妨げになるのが返済遅延で、どのような理由があるにしろ返済日をきっちり守れなかった場合は信用情報に傷がついてしまいます。これが増枠審査にとって致命的な傷ですので、返済遅延を数回繰り返してしまった場合は増枠審査に通るのは厳しくなってきます。

逆に、長く利用していて返済期日をしっかり守っている方は増枠審査の際も信用がおけるとして審査に通りやすくなります。きちんと返済してくれる人であれば増枠はむしろカードローンの得になりますので返済に問題がないという方は増枠申請してみても良いですね。

ただもしも返済に問題があったり、カードローンだけでなく携帯電話やクレジットカードの支払いなども何回か支払い遅延をしてしまったことがある方の場合、軽い気持ちで増枠申請をしてしまうと逆に「減枠」されてしまうことがあります。減枠とはもちろん利用限度額を下げられてしまう事で、もっと酷いときは「利用停止」の処分を受けてしまうこともあります。

このように増枠申請は安易にしてはいけない事がわかりますが、上手に増枠できれば金利が下がるというメリットもあります。ただ、増枠手続きには数日かかってしまう場合が多いので、急いで追加融資を受けたい方には向かないかもしれません。

新規でカードローンの契約をする場合

では新規カードローンの契約はどうでしょう?

こちらは今利用しているカードローン会社ではないところに新規契約をするという方法ですね。もちろん審査は必要になりますが、即日融資に対応しているカードローン会社を利用すれば契約が完了してすぐに融資を受けられるので急いでいる方に便利です。

増枠とは違い金利は安くなることはありませんが、減枠などのリスクと時間を割いて増枠申請をするよりも遥かにスピーディな融資が受けられるのでオススメです。

その際は、一度に複数のカードローン会社に審査申し込みをしないなどの基本的なルールを守りましょう。

また複数のカードローンと契約をし過ぎると支払い日の管理などが大変になりますので、必要以上の契約はしないように気をつけてくださいね。

カードローンの審査に落ちないよう日頃から気をつけておくべきポイント

カードローンは審査に時間がかかることもなく、即日融資が可能な商品が多くあります。ですので、いざとなればその日のうちに融資してもらうこともできる便利な金融商品です。

しかし、いくら即日融資とはいえ、「審査」は必ずあります。これはどんな人にも審査があり、銀行・消費者金融、信販会社など、どのカードローンを選んでも行なわれるものです。

審査は、基本的にどの会社も同じ方法で行います。申込者から個人情報や借入希望額などの情報を得て、てその個人情報などを元に審査をするわけですが、この際に「信用情報機関」という場所に問い合わせをします。

日本には信用情報機関は3つあります。

  • 日本信用情報機構(JICC)
  • シー・アイ・シー(CIC)
  • 全国銀行個人信用情報センター(JBA)

ちなみに、銀行や消費者金融はこの3つの信用情報機関のいずれかに登録をしていないと、お金を貸すことはできません。

信用情報機関に申込者の個人情報を照会すると、信用情報機関から情報の提供が行われます。その情報には、今までの金融商品の取引履歴が残っています。

例えば、車のローンをカードローンを作る前に組んでいたとすると、その内容が全て記載されています。もともとの借入金額から月々の返済額やボーナス払い、支払い漏れ(延滞)や申込み年月日や完済日などの記録があります。

車のローンや住宅ローンなどはもちろん、付き合いで作ったクレジットカードや携帯電話のローンの支払い状況などもしっかりと記載されています。

これらに、大きな延滞の記録や金融事故がないのかといった事項を確認し、申込者の返済能力を判断します。

つまり、逆をかえせば、この信用情報機関に登録されている情報や履歴が良ければ、カードローンの審査に通る可能性がグンと上がるということです。

では、信用情報機関にはどのように登録されているのが良いのでしょうか?ここでは、日頃から気をつけておくポイントをお伝えします。

クレジットヒストリーを良くするためのポイント

1.無駄にクレジットカードは作らない

友達の付き合いや仕事の付き合いでクレジットカードを作る機会がある場合、友達にや会社の人には印象がよいかもしれませんが、ローンを組む時の審査に対しては印象が良くありません。

クレジットカードを使っていなくても、いつでもお金を借り入れできるという印象になってしまいます。

つまり、多重債務者になりかねない要素として見られてしまうので、審査に落ちやすくなります。

ですので、できるだけ無駄なクレジットカードは作らず、日頃ほとんど使わず、使ってないカードがあるなら解約しておくことをおすすめします。

2.利用中のローンなどの返済金額の確認

ローンを利用しているから審査には絶対に通らないということはありません。返済金額は収入に見合った返済金額であるか、利用中のローンにプラスしてカードローンを利用しても返済ができるかどうかを確認します。

あまりにも収入に対してカツカツで返済をしていると、余裕が無いと判断されてしまいますから、審査に落ちやすくなります。

もし、カツカツで返済していてカードローンを追加で利用したい場合は、既存のローンの返済金額の変更を行ってからにしましょう。

3.利用中のローンの返済を守る

利用しているローンの返済日は必ず守りましょう。延滞記録があると、審査に通りにくくなります。

最近は携帯電話もローンで購入していますから、携帯電話料金の支払いの延滞も信用情報機関に登録されてしまいます。口座引き落としにするなど、忘れないで支払いする様にしてください。

以上が気をつけておくべき点です。

いざという時、審査がスムーズに行われるように日頃から注意しておきましょう!

カードローンの限度額はどうやって決まる?

カードローンの限度額は、できれば多くしておきたいものですね。いざという時、借入額が大きければ使うことも可能です。

限度額の大きい商品で有名なのはみずほ銀行の1000万円までや東京スター銀行のおまとめローン・のりかえローンの1000万円。ジャパンネット銀行も1000万円でオリックス銀行は800万円などがあります。

銀行の商品ばかりですが、これは総量規制対象外である銀行ならではの限度額で、消費者金融だと、最大でも500万円程度までが限度になります。

総量規制の対象になっている消費者金融は、年収の3分の1までの貸付しかできないようになっているため、限度額も500万円までで十分ということになります。

限度額は自分で申込みをする時に、希望を出すことができます。例えば50万円必要であれば、少し余裕をみて60万円の限度額で申込みをして審査を受けます。

銀行や消費者金融はその限度額めいいっぱいまで借入しても申込者に返済能力があるかどうかを審査します。

もし、限度額では貸付が難しいようなら、審査には落ちることになります。ただ、銀行や消費者金融側も借入してもらえればその分の利益はでるので、限度額を引き下げての融資なら可能です、などの審査結果を伝える場合もあります。

ですので、限度額はカードローンへの申込者の現状とカードローン会社が許容できる融資上限の査定の結果決まるという認識をしてください。

上記のように、審査否決の場合は交渉があるかもしれませんが、問答無用で否決ということもあります。

限度額は低ければ審査に通りやすくなる傾向にあるカードローン会社もありますから、必要以上に限度額の希望を高くしないで、とりあえず必要な分だけを申し込みするようにすると審査に通る可能性も少しは高くなります。

あらかじめ上限が決まっているカードローンもある

また、あらかじめ限度額の上限が決まっている場合もあります。例えば、専業主婦の申込みの場合は利用限度額は30万円までの範囲内で申し込みが可能です。

こういった限度額などの情報は公式ホームページで案内している場合もありますので、その場合は上限額までの申し込みになります。

その他、少額融資の商品では10万円までOKなどと決まっているケースもありますから、良く確認してからカードローンを選ぶようにしてください。

限度額は、申込みからしばらく利用して、返済などもきちんと行っていると上がる場合もあります。これは信用関係が貸付側と借入側で出来てきた証でもあります。

通常、ハガキなどで限度額変更の案内が届きます。もし、この時に限度額を上げて欲しくない場合は電話などで断るようにしましょう。

借り入れできる枠が大きくなると使ってしまう恐れがあるから現状のままにして欲しいというリクエストはもちろん、逆にもう少し限度額を少なくしておきたいなどの交渉も可能ですから、申込み後に限度額を変更したい場合はカードローン会社のコールセンターに連絡を入れてみてください。

限度額が自然増枠される前にもう少し枠を増やしたい場合は、こちらから増枠の審査を申請することになります。

多くのカードローンで、フリーダイヤルからの申し込みや公式ホームページからの限度額変更を受け付けていますので、急ぎの場合は自分で申請をしてみましょう。

初回の審査と比べて時間も手間も掛かりませんので、増枠がOKかNGかは、比較的すぐに結果がわかります。

ただ、ある程度の額を増枠する場合は収入証明書などの書類が必要になる場合もありますので、その点はあらかじめ覚えておくようにしてください。